![]() |
| 左鎖骨骨折 | |
|
僕は鎖骨を折る怪我をしました。バンクでいつものように夢中で自転車と一体に成ろうとスラローム走をしていたところバランスの限界を越えて肩から転倒しました。さほどスピードは出てなかったので大丈夫だと思い、すぐに自転車にまたがったのですが、左鎖骨らへんが痛くてハンドルまで手を伸ばせず左手をぶらぶらさせたまま控え室まで帰り自分で鎖骨付近を触ってみると骨が飛び出ているのが分かりました。 そのとき鎖骨が折れていることを確信してすぐに先輩の宮倉さんに骨が折れたことを話して病院に連れていってもらいました。レントゲンを撮り怪我の処置をしました診察の結果ポッキリ折れていることがわかりました。僕はそのとき『さあ面白くなってきた』と思いました。 なぜか? ![]() っていうと僕にとってピンチはチャンスだからです。それからは痛みを我慢してそのまま入院となり、三重県にある大桑病院で手術の予約を取って一息つきました。 (骨折した浩士のレントゲン写真) あくる日早速手術を受けに大桑病院へ電車で向かいました。荷物は極力軽くして人にぶつからないように注意しながら行きました。東京駅は人が多くぶつかる可能性が大なので難関だと思っていましたが、いい方法を思いつきそれにチャレンジしました。それは前を歩いている人の後ろにぴったりくっついて歩くのですそうして難関を乗り越えました。 電車を乗り継ぎタクシーに乗り換えようやく大桑病院にたどり着き着くなり、すぐにレントゲン撮影と血液検査、心電図検査が待っていました。僕はあまり注射が好きではないので血を取りますといわれた時いやだなーって思ってしまいました。 4月に入り看護婦さんや看護士さん達は皆新人でしたよって僕の血を取る人もなれない手つきで緊張しながらやっていました。(昨日入ってきたばっかりです!!緊張しましたと言ってました)でも無事終わって良かったです。 それから診察して明日の手術に備えて病室に入りました。そこでもまた注射が待っていました。抗生剤が体に合うかどうかの注射でそれを2本打って。明日の手術に関していろいろ説明を受けて・・夜九時以降手術まで何も食べてはいけないとか明日朝七時以降は水を飲んではいけないなど、普段僕は常に食べ常に飲んでいるのでできるかなと思いつつもハイ、と説明を聞きようやく落ち着きました。 僕はこの病院に1冊の本を持っていきました、『ただマイヨジョーヌのためでなく』ランス・アームストロング著という本なのですが僕にとてもパワーをくれました睾丸癌となったランスは半ば挫折しまた再起して自転車の最高峰ツールドフランスで個人総合優勝を成し遂げる話なのですが、とても感動を与えてくれた本でした。 手術日当日朝七時以降は水を飲んではいけないというので我慢していましたが、でも実はちょっとずつこっそり飲んでいました、昼過ぎに手術だというので・・・ 手術前の点滴&筋肉注射がきました。僕はリラックスしてそれらを受け手術はこれから無事成功しているところをイメージして手術室に向かいました。手術室に入ったとたん一気に不安がよぎりました。なぜかって昨日採血した人が手術室にいたからです。おととい入って来たばっかりなのにどうして・・・その人は『僕の事覚えてます?』って聞いてきたので『もちろん覚えてるよリラックスしてよろしく頼むねって』言ったものの内心ドキドキでした。 手術は全身麻酔で行なったのですが眠りに入るときがくらくらして気持ち良かったのを覚えています。それからは記憶がありません。手術が終わり病室に向かうベットの上で僕は目を覚ましました。激痛が体を走り顔をゆがめたままレントゲン写真を撮り病室に戻りました。余りに痛かったので座薬を入れてもらい、落ち着きました。 ![]() (手術後のレントゲン写真) そう言えばのどはからからでまだ水を飲んではいけないというので我慢しました。それもかなり苦痛でした。夕方レントゲン写真を持って先生が来てうまく手術は成功したと言ってくれてホッとしました。 その日はまた一泊して次の日帰りました。少しの間でしたがまたいろんな人に接する事ができ支えられた事にとても感謝しています。 手術もうまくいって後は僕がうまくリハビリして強い中村浩士に生まれ変わって競走にカムバックするだけです、今出来ることを一生懸命クリアーして強くなります、応援よろしく御願いします。 |
|
平成13年4月9日 浩士より |
|
| プロフィール | レース | ダイアリー | ギャラリー | メール | クラブHiroshi |